
肉離れとは、筋腱組織の損傷の事を指す。受傷機転は様々ですが、大抵は筋腱組織が過度に伸張され、その組織が裂ける事によって痛みが伴う。
筋腱組織の受傷度合いにより、症状も異なるので、まずは整形外科での診断を受けるのが賢明である。臨床現場では、無理な競技の継続または早期復帰により、症状が悪化した患者さんが後を絶たないのは良く目にする。
肉離れは軽視しない事が大切である。

RICE処置 |
受傷後約3〜7日間RICE処置を、患部の腫れ・安静時での痛みが無くなるまで行う。 RICE処置の詳細はこちら |
温熱療法 |
患部の熱感(触れて患部が熱くない)がなくなったら、患部の温熱(ホットパック・入浴など)を行う。 ※受傷直後は禁忌である。 |
ストレッチング |
患部を温めてから行なうとより効果的にストレッチを行なうことが出来る。患部のストレッチは痛みのない範囲でゆっくりと行なう。 軽度のストレッチで痛みがでなくなれば、徐々に可動範囲を広げ、よりしっかりとストレッチを行なう。 ◇スタティックストレッチ![]() 姿勢を良くして、上体を前に倒していきます。軽く腿の裏が伸びたところで止め、ゆっくりとストレッチを行う。 ◇ダイナミックストレッチ ![]() 脚を前後に大きく振る。リスクを伴うので始めは無理をせず、痛 みが出ない範囲で行う。より日常生活・競技に近い負担が患部 にかかるので、必ずスタティックストレッチ痛みが出ないようにな ってから行なう。 |
筋力トレーニング |
炎症症状が治まり、力を入れても痛みを感じなくなれば、少しづつ筋力トレーニングを始め、弱化した筋力の再獲得に励む。 ◇アイソメトリック筋力トレーニング 徒手抵抗で3-5秒間力を入れる練習をする。膝を曲げ伸ばしする必要はなく、痛みの出な いところで力を入れる。軽い負荷、回数から始め徐々に強度を強くしていく。 ◇シングルブリッジ ![]() ![]() 台などに足を乗せ立ち上がり ⇔ 降り動作を反復して行う。ゆっくりとハムストリングを意識して行なう。 |
競技特異的なトレーニング |
ジョグ→サイドステップなどグランド、コートなどでの現場で競技にあわせた段階を踏んだトレーニングを行うようにする。 |
トレーニング前後のストレッチング、トレーニング後のアイスマッサージは必ず行う必要がある